上州座繰器で繭から生糸をつくる手順
2021-05-02
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お湯を沸かし、繭を入れて煮ます。
藁の穂先を束にしたミゴ箒を用意します。モゴ箒で、煮た繭の全体を軽く撫でるように掃きます。
ミゴ箒に繭糸が引っかかります。
これを手づるにして繭から糸口を出します。このときにでる繊維をキビソといいます。
繭1粒から最初は外側の繊維がたくさん出ますが、そのうち繭糸が1本になります。そうなるまで全ての繭から繊維を出します。
繭糸を束にして目的の太さになったら糸寄器(弓)に掛けます。
糸寄器(弓)の次は鼓車に結びます。これにより繭糸の抱き合わせが良くなり纏まります。そして、座繰器にセットします。
上州座繰器を使って繭から生糸をつくる動画です。ご覧ください。